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輸血先もブラック「はたらく細胞BLACK」3巻を読みました

漫画「はたらく細胞」の方は新刊がなかなか出ないままに止まっているのですが、完結してたんでしたっけ?いや、してないよなぁ、漫画家って言うのはブラックな環境で働いているイメージがあるので、身体を壊してないと良いですよね、今まさに身体を張って細胞達が新作のネタを考えているところかもしれませんが。

 

そうは言っても「はたらく細胞」の人気はすごいもので、スピンオフ的な作品がじゃんじゃか出ているようであります。今回の「はたらく細胞BLACK」もそんなスピンオフ的な作品の一つでありまして、3巻が発売されていたのでKindleでポチって読んでみました。

 

本家の方も熱中症になったりがん細胞と戦ったりと、それなりに色々とあって大変そうではあるものの、基本的にはきちんと生活している人の体内の細胞達のお話であったのですが、みんながみんなそんな健康的な生活をしているわけではありません。中にはブラック会社で働きながら睡眠時間や栄養など、もっと言うと命を削りながら生活をしている人たちが居て、その人の細胞というものはブラック会社以上にブラックな環境で働いているわけであります。

 

3巻ではそんなブラックな環境も改善の傾向があったわけですが、献血的な注射器によって吸い上げられた赤血球や白血球たちは新たなブラック環境に放り込まれるのでありました。まぁ、輸血が必要な人の体内がホワイトな環境であることはすごく稀で、良くても怪我した時だったり、悪かったりすると死ぬ間際だったりなので、血液細胞さんたちはさらにブラック環境で働くことになるのでした。

 

そんな新たなブラック環境とは尿管結石やら糖尿病やらで散々なところだったのです。沈黙の臓器と呼ばれる腎臓なんかもとっても悲惨な惨状なのであります。ただ、どんなところに居たって細胞さん達は各々の仕事をこなすくらいしか出来ないのですよね、悲しいね。悲しいけど、これ戦争なのよね。

 

そんなこんなで、新たな環境でのヤラレっぷりがたっぷりな3巻なのでした。まぁ、そう言う環境じゃないとお話がなかなか進まないってのもあって、ちょうど良かったね!

 

 

はたらく細胞BLACK(3) (モーニングコミックス)

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[まとめ買い] はたらく細胞BLACK

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