ブラック企業と言う言葉が一般に浸透してからどれくらいの年月が経過しているのかわかりませんけれども、今や耳にしない日、目にしない日は無いくらいにはなっているのではないかなと思います。ただまぁ、ブラック企業と言うネーミングが出来たから認識するようになっただけで、以前からそう言うところはあったのでしょう。社会が発達するにつれ、ブラックの解釈も広がっていって、昔は当たり前のようにあったことがブラックとして認識されるようになったのではないかなと思うわけです。
さて、今回読んだのは「はたらく細胞BLACK」の2巻でありまして、Kindleでポチってからしばらく経ちましたけども、読み終わったのでここに記しておきたいなと思います。ブラック企業で働く事はものすごくストレスがたまる事だと思うわけですが、ストレス社会だと認識すると、さらにストレスが貯まるので、あんまり感じないようにしておくくらいがちょうど良いのかもしれません。
人体にストレスが及ぼす影響と言うのは恐ろしいもので、身体の随所随所が蝕まれていくのでありますね。そんなストレス溜まって不健康になった身体の細胞にとっても過酷な環境なのでしょう。人体で日々働く細胞はまさにブラック企業で働く労働者そのものなのかもしれません。ストレスからくる身体の反応や、そんなストレスを解消するための飲酒喫煙暴飲暴食・運動不足などなど。
その影響は計りしれず、胃や腸を痛めつけたり、痛風になったり、肝硬変、心筋梗塞などを引き起こして心肺停止状態にもなるわけですね。いやぁ、怖い。そんな異変だらけの環境で働く細胞さんの働きにご注目いただけるのがこの漫画の良いところであります。
これだけの激務ではたらいている細胞の世界を覗いてみれば、明日からの生活を改善していかないとなぁ〜と思うことでしょう。そんな私は今日も寝不足になりながらこのブログを書いているので、何か間違っていると思う次第でありますよ。
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