ビンクバンクってビックバンに見間違えちゃうけれどもたぶん銀行の名前か何かだよね?スポンサーしているのかな?さて、見始めたのは逃げ集団をメイン集団から抜け出したクイックステップのボブ・ユンゲルスが単独追走しているシーンからでした。ルクセンブルクチャンピョンジャージのユンゲルスは独走力があり、テルプストラを髣髴とさせる走りで逃げグループに合流します。
メイン集団は残り40㎞あたりでCCCのファンアーフェルマートのアタックをキッカケにしてBORAのサガン、ミッチェルトンのトレンティン、AG2Rのオリバー・ナーセン、ユンボのファンアールト、EFのベッティオールなどの勝利を期待される面々に絞られます。そこでもきちんと入ってくるのはオンループで勝利したクイックステップのスティバルが入っています。この展開になると逃げるユンゲルスが居るスティバルは体力を温存できるのですごく有利そう。
逃げ集団に追いついたユンゲルスは残り30㎞あたりで単独アタックで独走態勢に入ります。追うメイン集団の中ではサガンがメカトラなのかな?ギアが重いまま変速しない感じにになって失速してしまいます。
ユンゲルスは残り7㎞あたりでファンアーフェルマート、ベッティオール、ファンアールト、スティバルに追いつかれて5人の集団になりますが、クイックステップが二人を入れているので有利かな、それにしても独走を追いつかれても千切れないの凄いね。
これまで足をため続けたスティバルが3㎞あたりでアタックをかけるがこれにはチェックが入り独走までには至りません、すると今度はユンゲルスがさらに足を削るべくアタックをかけるがさすがに長くは続かずに逆に千切れていってしまいます。
牽制状態となった4人にユンゲルスが追いつくと、ここでもうひとアタックで先頭を引きながら頑張ります。最終のスプリントではファンアーフェルマートが早がけしますが、誰かのアタックの後を狙っていたスティバルがこれをかわして勝利、その後ろにはファンアールト、ファンアーフェルマートの順になりました。強烈な走りをしたユンゲルスは3秒遅れの5位となっています。
それにしてもボブ・ユンゲルスの独走力とクイックステップのチーム力は凄いなぁと感心するしかありませんね。チームとして最終局面で自らでレースを動かしておいて、その曲面曲面に勝てる力をもった選手を入れていけるって言うのは純粋に凄いし、それを完璧にこなす選手も凄いの一言でした。いやぁ、面白いねぇ。
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