今回は2月の頭の雪が降ったあとに突っ込んだら積雪で先に進めなかった裏時坂峠を登ってみたいと思うんですよ。奥多摩方面、檜原村方面でも大きな道は雪のあとも割と早く除雪されるけれども、マイナーな峠とか、裏○○峠とか言われる道は除雪されないことが多いですね。しかし、すでに時期は3月の終わり、桜もちらほら咲く頃ですのできっと行けると思います。
そんなこんなで裏時坂峠の入り口までやってまいりました。前回は激坂の証であるドーナツの隙間に雪があって凍っていた道もただの激坂です、頑張って登っていきましょう。しかし、突入後、即ドーナツってどうなのよ。
裏時坂峠にエントリ後の最後の民家を超えるともうこの有様です。しかもここまでほぼ10%を超える勾配ですのですでに息の方はハァハァとしており、強烈な斜度にフラフラしている状態です。ここからさらに15%の勾配区間に挑むこととなるのです。
裏時坂峠の路面の方はと言いますと、舗装はしっかりしていてキレイです。ひび割れとか大きな穴とかはありませんので、それなりに走りやすいのですが、ところどころ崖からの落石でそれなりに大きな石があったりします。それさえ避けられれば問題はなさそうですね。
裏時坂峠はほぼほぼ10%の勾配で最大では15%くらいにはなるのですが、距離的にはそんなでもありませんので、結構あっさりと終わります。と言うのも頂上付近は割と平坦でちょっとしたアップダウンがある程度、この写真のあたりが一番高いところくらいなのではないでしょうかね。とはいえ、激坂で力んだ影響でちょっと腰が痛くなってしまいましたが。
激坂区間が終わると絶景ゾーンがやってきます。ここまでくればもう終わったも同然ですので、足を緩めて景色を堪能しておきましょう。くれぐれも路面には注意ですが。
峠の茶屋の「そば処みちこ」でランチにしようかと思ったのですが、昨年の11月25日で閉店してしまっていたようです。そばランチを期待していたのにこの仕打、ちょっとつらいです。
そんなわけで、お蕎麦は諦めて先に進みます。とりあえず休憩ポイントで補給しながら記念撮影を済ませます。
ここからは表側の時坂峠をダウンヒル。景色だけを堪能するのなら表側を登って降りるのが良いでしょうね。激坂を楽しみたいのであれば裏側が良いと思いますけれども、表側もそれなりにきついですよ。
ダウンヒル中に景色を楽しむべくアクションカムをクルクル回して角度調整をしていたら誤って完全に緩ませてしまって落下してしまいました。ただ、あんまりない角度の映像が残ったのでこれはこれでアリかもしれません。壊れなかったしね。
降りきった払沢の滝入口あたりにあるイタリアンでランチにしようかと思いましたが、ランチは約20食でなくなり次第終了、夜は予約のみのようなんですよね。まぁ、ちょっと面倒くさそうなお店かもしれないってなわけで、こちらも諦めてちとせ屋でドーナツを補給して移動することにしました。
裏時坂峠を制した私は今度は先日の裏和田峠で死にそうになったリベンジをするべく都民の森方面へ走り出します。上川乗の信号で左折して甲武トンネルを目指します。
とは言え、今更甲武トンネルと言っても何回か通った道ですので、あんまり見どころはないのですよ。あ、あれ?えっ?
おわかりいただけただろうか?先週の奥多摩周遊道路を奥多摩湖側から上ったのに引き続き猿がいらっしゃるではないか。しかもこっちをガン見しているご様子ですよ。さすがにこの距離で睨まれると恐怖を感じますね。
それでは甲武トンネルもクリアして裏和田峠までやってきたので登っていきましょう。このあたりは丁度選挙時期だったらしく、選挙カーに応援されながら(されてないけど)登っていくことにします。前回はしばらくサボった後の事だったので途中で足を攣って敗退したので、リベンジといきたいところです。
裏和田峠の序盤には桐花園と言うキャンプ場とかがあるところがあるのです。ここには看板にある通りプールもあるらしいのですが、3月のこの時期にプール的なところからワイワイガヤガヤと楽しむ子どもたちの声が聞こえてきた気がするのですが、マジで?プールなの?幻聴なの?と言った趣なのですよ。温水プールかなんかなんでしょうか?
とまぁ、ゆっくりと登っていると前回に足を攣ってしまった激坂区間にやってきます。が、残念ながらアクションカムのバッテリーが切れてしまったため、ここいらで終了でございます。ちなみにリベンジは成功いたしました。
和田峠で休憩しながら記念撮影をしてここいらで終了ですが、家を出てからろくなものを食べずにここまで来たので腹ペコでございます。和田峠を降りたところで食事にいたしましょう。
陣馬そば山下屋で蕎麦をいただきます。どうも裏時坂峠で胃袋が蕎麦になってしまったので、ここまで蕎麦を食べるためだけに我慢して来たわけで、味も格別なのです。今回はのらぼう菜を油で炒めたお蕎麦です。ここで食べるのは二度目です(前回)が、非常においしくいただけますね。満足したので帰りましょう。
と、そんなこんなで裏時坂峠と裏和田峠をクリアするためのライドが終わりました。トータルで距離が114km、獲得標高は1,754mとなったようです。この時期としては結構ハードなライドでしたが、登坂力は戻りつつあるのが救いですかね。
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