「クラシックの王様」と呼ばれるロンドことロンド・ファン・フラーンデレを見ました。昨年のロンドは当時クイックステップのテルプストラが独走勝利をあげたわけですが、そのテルプストラはディレクトエネルジーに移籍し、勝利を期待されたわけですが残念ながら落車に巻き込まれてリタイアとなっています。
DAZNで見始めたのはAG2RのファンデンベルフとEFのファンマルクにクイックステップのアスグリーンやスカイのファンバーレが追いついたあたりからで、集団からはさほどタイム差がない状態でした。
トム・ボーネンがアタックしたポイントで「ボーネンベルグ」と呼ばれるターインベルグに入ると集団の方も先頭に追い付こうとペースを上げていきます。私はボーネンが活躍していたころのロードレースはあんまり知らないので、ボーネンって言うと宇宙人ことカンチェラーラにぶっちぎられている姿しか知らないのですがね。
続いてクルイスベルグにてクイックステップのユンゲルスがアタックをかけるたため、こぞってエース級が反応して何やら騒がしくなり、集団も力尽きたものから減っていくサバイバル状態となっていきました。
オウデ・クワレモントでEFのベティオルがアタックをかけると先頭のファンバーレとアスグリーンをとらえて先頭を逃げる形になります。集団からはCCCのファンアーフェルマート、ユンゲルス、ユンボのファンアールトなどが追走しますが、追いつかず、こうなると牽制状態となってベティオルが踏み倒すだけとなるのだけれども。
エース級の集団では誰もが力を使いたくないので差を詰めることが出来ない。そのまま残り距離を消費していく展開が続きます。残り3キロを切ってタイム差が15秒程度となったところでクイックステップのアスグリーンがアタックをかけて追走するも追いつくことなくそのままベッティオルが独走のまま勝利となりました。単独で追走したアスグリーンが2位に入り、集団ではUAEのクリストフがスプリントを制して3位となりました。
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