本当はラ・ラ・ランドを観るつもりは無くてモアナを観ようと思ってたんですけれどもね。TOHOシネマズの予約を日付を間違ってしてしまって、現地行ったら発券出来なかったので、時間を持て余してしまって急遽観ることにしました。因みに、SINGとはダブルヘッダーでラ・ラ・ランドが1本目、SINGが2本目なわけです。
オーディションに落ちまくる売れない女優のミアと、明日また来てください本当のジャズを聴かせてあげますよと美味しんぼばりに言いたげなジャズ・ピアニストのセバスチャン(セブ)が主人公。ミアはオーディションに受からない毎日を過ごし、セブはジャズ・バーの開店資金を騙し取られグズグズな毎日を過ごしていたが、ふとしたキッカケで出会う。
その後も、「偶然の出会い のような出会い(ラーメンズ 日本の形 交際編より)」を繰返していくうちに惹かれ合うわけですね。ミアはオーディションに受からないので一人芝居を自分でやることにし、セブはお金を稼ぐためにやりたくもない音楽をやるわけで、当然のようにすれ違ってしまう。大失敗に終わった一人芝居の本番にセブが来れなくなったことをキッカケに仲違いするわけですが、たまたま一人芝居を観ていたキャスティングの人が絶賛していてセブを置いてパリに、そして5年後・・・。
5年後に戻ってくるので、てっきりパリに行って大成功を収めた2人が仲良くハッピーエンド!ってな感じになるのかと思ってたんですが、大どんでん返し的なラストでした。一応2人は夢を叶えてはいるので、アンハッピーと言うわけではないのですが、ビックリと釈然としない感、弱点都市大会。
とまぁ、あの時にこうしていればなぁ~と思いながら色々とそれ以後の未来を想像してみたりすることがあります。ラストの階層的なシーンもそんな感じに思えて非常にグッとくる感じですかね。現在あんまり人生うまくいってないなぁ~とか思ってる人には内蔵を抉られる感じを受けるかもしれませんね。
自分の車の上で踊られたらキレると思います。
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