二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

クロスバイクで御岳山まで行って山登りしてきました

御岳山山頂からの景色の写真

クロスバイクを買って乗ってたらロードバイクが欲しくなるのはあるあるネタなわけですが、ご多分にもれず私もロードバイクが欲しいわけですが、クロスバイクの良いところはロードバイクと違ってカジュアルに使える事だと思っています。なんでもロードバイクで!となる人も、もちろん居るとは思いますが、ちょっと駐輪場に数時間置いておくとかは、高価なロードバイクになればなるほど難しくなっていくと思うんですよね。

さて、そんな中、クロスバイクでの最後の思い出づくりにと、先週は高尾山までクロスバイクで行って、高尾山に登ってくると言うことをしましたが、思いの外、私の中で好評なのです。

そして今週はさも当然の様に、クロスバイクで行って日帰り登山出来るところを探して、ターゲットに御岳山をチョイスしてみましたよ。

 

羽村堰のコスモスの写真

ルートは奥多摩方面に行くいつものルートで、多摩川サイクリングロードで終点の羽村堰まで行ってから、青梅駅を超えて青梅街道で奥多摩方面に向かいます。羽村堰はコスモスが咲いてましたね。そのまま青梅街道でJR御嶽駅まで行ってもよいのですが、多摩川を渡って東京都道45号 奥多摩青梅線に乗り換えました。こっちのほうが車通りが少ないだろうと思ったからですが、道も狭いので走りやすさはどっこいどっこいかなと思います。

 

JR御嶽駅前の写真

JR御嶽駅は、すぐ横に駐輪場があるので、ここに駐輪して御岳山に歩いて向かいます。御嶽駅から御岳山のケーブルカー乗り場までバスも出ているので、バスに乗っていっても良いでしょうね。今回はヒルクラスポットの下見も兼ねているので、状況がよく分かるように徒歩をチョイス。ただ結構距離があります。

 

御岳山ケーブルカー乗り場前の激坂の写真

ご覧のように、ケーブルカー乗り場までの道のりも激坂区間でありまして、ここをロードバイクでヒルクライムするのも楽しいだろうなとも、辛いだろうなとも思います。そして、歩いて登るのもとても辛いです。登山開始までに汗ばみ、息もハァハァ言う感じになって若干の後悔の念がよぎります。

 

御岳山登山道入り口の写真

ケーブルカー乗り場からすぐに山登りルートになるわけですが、正直舐めてました。都内にある日帰り向けの山なので、どこも対して変わらないだろうとタカをくくって居ましたが、よくよく調べてみると高尾山が599mに対して、御岳山は929mですものね、一気に1.5倍に跳ね上がっています。そして、何が一番辛いかと言うと、結構な斜度がずっと続くと言うことですね。高尾山の稲荷山コースとかも斜度がキツイところはありますが、ゆるい所も多いので足腰や心肺を休める事が出来るのに対して、高負荷が継続します。高尾の天狗と脱・ハイヒールにて、御岳山を嫌がっていた気持ちもわかります。

 

御岳山のろくろっ首の写真

登っているとポイントポイントに色々名前が付いているようでした。ここは、ろくろっ首というところらしいです。また、途中で気がついたのですが、登山道両脇に生えている杉の木に番号が振ってあるのです。気がついたこのろくろっ首時点では500番代だったかと思います(帰りにみたら900番近くありました)。この番号をカウントダウンしながら登るのは、メンタル的にとてもつらいので、たまに見る位にしておいた方が良いかもしれません。

 

武蔵御嶽神社の工事の看板写真

辛いなぁまだかなぁと思いながらさらに進むと、ビジターセンターや○○荘と言った宿泊施設があります。こんなところに宿泊して、日の出を見たりするのもまたオツなものかなと思いますが、あいにくの曇り空かつ、もう16時前です。ちょっと寝坊して昼頃に出発したのを後悔しました。結局、御岳山山頂にある武蔵御嶽神社まで行ったのですが、残念ながら改装工事中でした。おーい。

 

武蔵御嶽神社からの景色の写真

景色はガスっていてまともに見えません。が、雲の上に居る感じのマチュピチュ感は堪能出来ます。これはテンション上がりますよね。ただ、残念ながら、写真を撮ろうとすると、すぐにカメラのレンズが曇ってしまいます。トータルで言うと晴れた時の方が素晴らしいだろうと言うことが容易に想像できますね。

御岳山は高尾山に比べて人が少ないのでマイペースが維持出来て良いですね。ただ、荒れた舗装路となっていて、車(許可された人以外は通れない)もたまに通るので少々残念な気持ちにもなります。登った後のトレッキングコースも充実しているみたいですから、無理をせずケーブルカーで登って散策するのも楽しいかと思います。

 

御嶽駅前の多摩川の写真

下山して御嶽駅に到着すると時間はすでに5時半、外はもう真っ暗と言って良いでしょう。ちょろかったら大ダワ峠にも行って死んでこようかなとも思ったんですが、チョロくもなかったし、真っ暗だし、別の意味で死ににいく感じになっちゃうので、諦めて梅ヶ谷峠経由で武蔵五日市に出てから帰るルートにしました。真っ暗の梅ヶ谷峠も十分に怖かったです。

 

御岳山登山ルート図

奥多摩方面へと行ったのですが、最近の奥多摩界隈はツキノワグマが例年より多く出没、目撃情報が多いみたいです。奥多摩ビジターセンターのサイトには目撃情報が掲載されていますが、2008年から2013年までの記録で、16件、19件、23件、20件、27件、21件と推移しているのに、2014年と2015年は47件、44件とそれまでの倍近くになっています。そして今年の10月22日までの記録ですでに60件と飛んだ数になっています。熊が増えたのか、レジャー客が増えて目撃情報が増えたのかわかりませんが、奥多摩方面へレジャーなどで行く方はご注意ください。

 

www.okutama-vc.com

 

帰ってからろくに身体のメンテナンスをせずに寝たら身体がバッキバキの足腰お尻が筋肉痛です。

 

 

奥多摩登山詳細図/東編−大岳山 御岳山 川苔山 棒ノ嶺 全130コース−

奥多摩登山詳細図/東編−大岳山 御岳山 川苔山 棒ノ嶺 全130コース−

 
しんぷる登山地図 御岳山 (PHP電子)

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キャプテンスタッグ ベアークマすず S M-1919

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