今年のゴールデンウィークはアウェイが2戦あると言う、ちょっぴり入場料収入的には残念ではありますが、アウェイ遠征的には自由度があって良いかなと思います。前節の1対1の引き分けに終わった讃岐戦は広島県からしまなみ海道を渡る自転車旅をしながら観戦しましたし、この金沢戦は能登半島にある能登島でのキャンプのついでとなっております。
前半
前節は下位の讃岐相手に引き分けてしまったので、また下位の金沢と戦うにあたって結構メンバーをいじってきましたが、割りとエスナイデル監督はメンバーをいじり気味だしターンオーバーをしてくるのでいつものことかなと思います。
キャンプ場の撤収作業と金沢市内への移動に時間がかかってしまったので遅刻で現地入りし円陣ダッシュの写真はなしです。
そして、カウンターからのグラウンダーのクロスを若狭選手がクリアしようとしましたが、運悪くオウンゴールとなってしまいます。ま、そもそもそこをぶち抜かれたらそうなるよね、って感じではあるのですが、この日はわりとぶち抜かれ気味だったのでございました。
ジェフは基本的にハイプレスからの流れで押し込んでいるのですが、このプレーで清武選手が倒され一発退場となってしまいます。今年のジェフは引き込まれると崩しきれないという弱点があるので、数的不利になった金沢が守備を固めてくるのが非常にやっかいかなと思うわけでございます。
そう、こんな風に佐藤優也選手のセービングにいつも救われているわけでございましてね、ここも危ない場面でしたが、なんとかセーブして危うい展開を保っているのですね。
後半
後半、一人少ない金沢に対して突破口が欲しいジェフは頭から北爪選手に変えてアランダ選手を投入してきます。引いて守る金沢に対してスピード勝負出来る北爪選手ではなく、中盤から圧力をかけてボールを奪ってボールを保持し続けたいという狙いなのでしょうかね。
ところがどっこいぎっちょんちょん。1点ビハインドで数的有利であるジェフが前に圧力をかけたところを左サイドの裏をぶち抜かれてカウンターから被弾してしまいます。後半開始直後にGKがこの位置でセービングしてるってどうなんだとは思いますが、これが今年の仕様なのだから仕方ない。
失点した直後にラリベイ選手がアランダ選手のシュートのこぼれ球をねらってゴールし1点差にもどしましたが、その後のプレーでまた背後を突かれて裏抜けされると若狭選手が後ろからプロフェッショナルファールと言うなのペナルティーエリアギリギリで倒してみました、が、発動しますが、当然のごとく退場となっていしまいます。
退場していく若狭選手には、もう、やってやったぜ、後は頼んだ！って感じのスッキリした顔が見て取れます。私は全然気にならないですが、嫌われてしまうのにはこう言った表情があるからなのかも知れませんね。
お互いに一人少なくなると、逆にスペースが出来るのが唯一のいいところなのかも知れません。ジェフはゴール前を固められると渋滞を引き起こして攻撃不全となるのですが、退場の影響で固められることもなく攻め続けられるようになります。
ただ、最後の方まで崩しきれていないので、身体を張って守る金沢を崩しきれません。ラストプレーで佐藤優也選手のセーブからGKの自分自らドリブルで運んで近藤選手にスルーパスからの良い攻撃でしたが、フリーで打てたラリベイ選手のヘディングは無情にも枠を外れて万事休す、アウェイ2連戦で勝ち点1ととても切ない状況になるのでした。
感想
連戦だしアウェイだしと言うことで、大幅にメンバーがわかっていますので、その中でも象徴的なのはアランダ選手が復帰したり、菅島選手が途中交代で今年初出場したりとフレッシュなメンバーを揃えるのが象徴的ですね。
ま、それが、勝ちに繋がればよいですが、なかなか厳しい来週末が待っているとどうしてもね、テンションが上がらないよね。
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