物理と言えば、「ただし摩擦はないものとする!」で有名な物体の運動に関する力学の様に思います。が、その物体がすげー小さくなった場合に置いては分子の運動となり、圧力やら気体の動きやらになっていったり、電流やら磁力やらの分野になっていったりするんですね。で、気体と言えば熱力学になるわけですよ。
飽和水蒸気量と言って同じ気圧であれば気温によって空気中に溶け込める水蒸気の量が決まっていて、マックスを振り切ると湿度100%で霧や水滴となって目に見えるようになるわけですね。気温があがると飽和水蒸気量が上がるので霧の水分が再び空気中に溶け込んで霧が晴れるわけですね。
じゃあってなもんで、ヒルクライム中の人が発する熱量で持って周囲の気温を上げて霧を晴らそう!だなんてまぁ、無理なんですよ、漫画じゃないんだから!いや、漫画なんで良いんですけどね。
そんなこんなで、色々と無茶苦茶な感じが実際のロードバイクやヒルクライムの世界とは全く違うのが面白い「はやめブラストギア」の3巻がKindleで配信されたので読みました。どんな感じの漫画なのかは、1巻や2巻を読んだ時の感想も合わせて御覧ください。コミックと同時にならないものか・・・。
色々と無茶苦茶な設定とかがあるのですが、実際に出てくるサイクリングスポットやら、ヒルクライムスポットなどは実在の場所や峠が出て来るのでなかなか面白いです。私の知ってる和田峠と違う!みたいな感じがします。まぁ、実際に和田峠は凶暴な峠なんですけれどもね。
他にも2巻に出てきた飯能の焼きカレーが有名なターニップですとか、実在のお店が出て来るのもなかなか楽しいポイントなんじゃないかなと思います。今回はチェレステカフェと北京料理 双龍が出てきました。双龍は「ろんぐらいだぁす!」に登場する雛子の実家と言う設定のお店なので、行ったことはないけど知ってるという人も居るんじゃないかなと思います。他にもknogのベルなど実在のアイテムも登場するので、本編以外のおまけ要素も楽しめるというものですね。
無茶苦茶設定と現実がうまい具合にマッチしてて、ストーリー的にも面白いはやめブラストギアは今個人的にイチオシの漫画となっております。そして百草園のおじいちゃんが出て来るあたりでストーリーが展開されてくるのは、「小林賢太郎プロデュース公演 PAPER RUNNER」で言われる漫画のセオリーで言う「謎の老人」枠でなかなかおもろいでやんの!
チェレステカフェ
CELEASTE-CAFE(チェレステカフェ)|静岡県沼津市 海の近くのリラックスカフェ
北京料理 双龍
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