二段階紆余曲折

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明治安田生命J2リーグ2018 ジェフ千葉 VS レノファ山口 を見てきました

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6月になってすっかり夏間近で気温も上がってまいりました。最近はハイラインハイプレスではないのですが、ホームではイケイケドンドンになる時もあり、体力が心配になりますが、ようやくキックオフが17時となりました。朝寝坊気味の私も観戦しやすくなりましたが、この日は午前中にライドに出かけたので、体力的にもしんどいです。

さて、前節の熊本戦はホームで勝利し、ホーム2連戦となるからにはなんとしても勝っておきたいところですが、対戦相手はレノファ山口で試合開始前の順位は2位の強敵でありますし、元ジェフ関係の選手が多いので恩返し弾が心配です。

 

 

前半

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先発メンバーは前節と全く同じ、ベンチメンバーも全く同じ、これは珍しいですね。昨年も開幕当初は結構いじってましたが、終盤の7連勝のころになると怪我人や出場停止、契約によって出れない場合以外は不動のメンバーになりつつあったので、このくらいの時期になるとある程度固まってくるのかなという印象です。そんなわけで、ツインタワーがどれだけ機能するのかってのが心配です。

 

いつもならば名シーンを写真とともに紹介しているのですが、今回はちょっと趣向を変えてテキストのみでブログをアップします。何故かと言うと、カメラの充電をしばらくサボった関係で前半の円陣ダッシュを撮っている最中にバッテリー切れを起こしたからであります。なので省略気味でいきます。

 

右インサイドの山本真希選手選手が中にカットインしつつ、ラリベイ選手に当てるとプレスを受けながら落とします。ちょっと距離がありましたが、山本真希選手が中央で再び持つと左サイドに展開、完全に空いていてフリーだった高木選手がアーリー気味にクロスを上げるとニアに走り込んだ指宿選手が高い打点で頭で合わせて先制ゴール、幸先の良いスタートです。

 

山口も攻撃的なチームで油断はできません、何度かチャンスを作られた後、GKロドリゲス選手のキックをカットされるとショートカウンター気味に展開されます。戻りの反応も遅くて右サイドを深くえぐられると、身体を捻ってマイナスのクロス、これに合わせたオナイウ阿道選手が冷静に決めて同点に追いつかれます。やっぱり恩返し弾を被弾しちゃうんですね。

 

ちょっとイカンかな?と思ったのですが、中盤の小競り合いから熊谷選手がボールを保持すると左サイドに展開、矢田選手がいつものヌルドリで半身出たところでクロス、これはDFの足に当たっていつにも増してふんわり気味になるとGKの頭を越えたところに指宿選手が走り込みヘディング、これは戻った元ジェフのGK藤嶋選手がなんとか防ぎますが、指宿選手の長い脚の射程範囲に落ちてきてこれを押し込んで追加点となります。このままで前半を折り返します。

 

後半

後半のメンバーチェンジはありませんでした。山口は攻撃的なチームで失点もそれなりに多いので殴り合いの試合になるかと思ってました。展開としてはその通りではあるのですが、両チームのGKとDFのファインセーブが光りましたね。

 

ジェフは反撃に出る山口が前掛かりになる後方を狙いたいところ、その通りにジェフのツインタワーのフリックから船山選手が裏抜けをするシーンが目立ちます。チャンスは多かったのですが、なかなか決めきる事ができませんね、正直ここで突き放して心をポッキリと折っておきたかったところでしょうが、山口も終盤で追いつく事が多い印象で殴り合いには慣れているのか心は折れなかったかも知れないですね。

 

運動量豊富でありテクニックも一発もある山本真希選手が非常にお疲れのご様子でして、サリナス選手と交代します。続いて山口が前線に人を増やしてきたところで、ラリベイ選手に変えて鳥海選手が入りスリーバックになりました。

 

77分とそれなりに早い段階で茶島選手が足を攣ってしまってゲリア選手が入ります。本来であれば前線にフレッシュな選手を入れたいだろうところでこれは痛い交代でした。

 

その後もなんとか持ちこたえていたし、最後まで手に汗握る展開が続きます。前節に引き続きキャプテンマークを譲り受けた船山選手が、俺へのパスの仕方以外のコーチングをしている姿とか胸が熱くなりつつ、裏抜けをすれば足を攣り、谷澤選手から引き継いだ被ファールの劇場で魅せてくれていました。

 

そして、もう少しで勝利と言う目前にて、ジェフ左サイドからのクロスを前選手に決められて同点に追いつかれてしまいました。甲府戦、横浜FC戦とロスタイムに追いついて嬉しかったのですが、ヤラれるとめっちゃ凹みますね。この日ナイスセーブ連発していたGKロドリゲス選手ですが、やはりハイボールの判断的なところには課題がありそうです。このシーンでも前に出ていった挙げ句に触れずに頭を越されてしまいました。触るか、出てなければ・・・と言った感じですね。なんとかそのまま試合終了で終えます。

 

感想

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それは武器になるのか!?でお馴染みのツインタワーですが、このホーム連戦ではどちらもゴールを上げているのでそれなりに良くはなっているのではないでしょうかね。そもそもメンバー変えすぎで練習試合もしてないみたいですから、コンビネーションもクソもないよねってところでした。メンバーをある程度固定することでコンビネーションや崩し方のパターンが成熟されてくれれば良いなと思います。

 

とは言っても、これからますます蒸し暑くなるので、選手のコンディションも重要になってくるでしょう、誰が出てもある程度のパターンに入れられるようにしてもらいたいところですね。

 

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