二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

ラピュタ坂でバルス(敗退)ライド

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最近は暑さでダメになったり、雷雨によって途中で諦めたり、激坂過ぎて身体が悲鳴を上げたりとなかなか調子が上がらないですね。天候はまぁ、仕方ないと言えば仕方がないのですが、エアコンの無い部屋でローラー回して身体を動かしておこうって言うのも無理だったりして体力が落ちている気がしないでもありません。さっさとエアコン買えよって話ではあるんですけれどもね。

さて、今回向かったのはあまりの暑さに参ってしまってたどり着く前の和田峠で無事死亡して行けなかったラピュタ坂へのリベンジライドであります。正確にはラピュタ坂にリベンジではないのですが、とりあえず行っとこうと言う感じになっております。

 

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まずはお馴染みの多摩川サイクリングロードから浅川サイクリングロードにアクセスして、途中から陣馬街道で和田峠まで向かいます。最後の川原宿の信号のところがラストコンビニとなるので、そこで休憩してから和田峠に臨みます。

 

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灼熱だった前回とは異なり曇り空で上がってくるにしたがって涼しさも感じる天候でした。和田峠本格区間の陣馬そば山下屋までやってきました。登山から帰るためのバス待ちの人たちがたくさん居たので休憩せずにそのまま和田峠に突っ込みます。

 

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真夏から秋口になって多少は涼しくなったからでしょうか、陣馬山での登山を楽しんでいる人が結構歩いていましたね。

 

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もちろんロードバイクで和田峠を登ったであろう人たちも結構な人数が下りてきてすれ違いました。

 

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何故だかわからないけれども、車の数も結構多かったです。今までこんなに車とすれ違うことが無かったのですが。推測ですが、三連休の最終日で甲州街道の混雑を避けて和田峠を反対側から通り抜ける人たちだったりするのかなと思います。

 

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トレイルランニングの人も何人かすれ違いました。自転車でも辛いし登山も辛い和田峠をトレイルランニングするなんてちょっと気違いじみてるんじゃないかと思うのですが、あんまり人の事を言えない自覚はあります。

 

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ここまでいったら当然のようにオートバイともすれ違うことになりますね。同じ二輪なのにすごく楽そうです。まぁ、下っている人なんで楽なんだと思いますけど。

 

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登山客に応援されながらフラフラと登っているうちに和田峠登頂成功です。いやぁ、忘れてたけどキツかった、やっぱり体力が落ちているに違いない。

 

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久しぶりに和田峠で記念撮影。頂上にはロードバイクが1台あるだけで、人は居ませんでした。ロードバイクでここまで登ってきてさらに登山を楽しんでいるのでしょうかね。

 

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さて、和田峠を神奈川県側にしばらく降りていくところにラピュタ坂があるという事です。飛行石の指し示す方向を目指しますが、生憎にも飛行石はムスカ大佐に取られてしまったので稲刈りの季節とかを考慮に入れながらスマホで曲がる場所を確認します。どうやらここが入り口のようですね。

 

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ラピュタ坂への入り口を進むとヘビちゃんが居ました。全く動いていなかったけど生きてたんでしょうか。 

 

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ラピュタ坂のスタート地点に来る前も結構な激坂でした。14%くらいの勾配をGARMINが指し示すのを確認しました。ラピュタ用語で言う風に流されていると言う感じなんじゃないかと思います。 

 

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さてさて、やっとラピュタ坂のスタート地点でございます。いうなれば龍の巣なんですが、笑えてくるくらいの激坂でありました。子ノ権現とかは登坂中に最後の激坂が出るのでそのまま突っ込むしかありませんが、ラピュタ坂は開始地点がコレなのでスタートする気になれません。

 

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そうは言っても、何のために辛い和田峠を越えてきたのか分からなくなってしまいます。意を決してラピュタ坂に突っ込みます。が、アクションカムの録画開始を忘れたのでやり直し。ちょっとカンニングしちゃったけど、改めて突っ込みます。

 

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お、ちょっとシッティングだと無理だけどダンシングならなんとかなるかも?と淡い期待を胸に抱えて登り続けます。

 

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あ、やっぱダメだった。道が悪くて小石がじゃりじゃりしている箇所に突っ込んで後輪がズルッと滑ってしまって、落車の恐怖から足をついてしまいました。SPD-SLに変えてから日が浅いので、その恐怖感もあったでしょうし、なるべく小石の無いルートを選択出来るようにするためのゆっくりでもふら付かない体幹が足りてないのもあったでしょう。そして何よりも根性なしの私は、ココは無理と結論づけて引き返すことにいたしました。

 

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ラピュタ坂に夢破れて傷心の私はそのまま下って相模湖方面へやってきました。が、国道20号 甲州街道はこの通り混雑しております。このあたりは何度か通ってますが、甲州街道はわりといつも混雑していて道幅も狭いし危ないのですよね。

 

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そんなわけで、吉野の信号まで来てしまいましたが、ここから勝瀬橋を渡って相模湖の反対側を渡って帰ることにします。が、ルート的にどうやら鉢岡山と言うところを超えなくてはならないようです。このまままっすぐ行っても良いのですが、遠回りだしアップダウンがあるか不明、ここから左に逸れれば鉢岡山へのヒルクライムが待っている感じになります。

 

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鉢岡山は勾配的には10%を超えるキツイ区間はありませんでしたが、それなりにダラダラ進むので和田峠でやられた足でもっての登坂は結構厳しいところがありました。が、なんとか通り越します。実際にどこが頂上だかわかりやすいモニュメントはなかったので、カンでこのあたりが頂上という事にします。

 

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ただ、それで終わりはありませんでした。相模湖の南側に来たのですが、ここはどうやら牧馬峠への道の様です。牧馬峠はフタこぶとなっていて、その丁度谷間あたりに合流してしまったので相模湖側へ戻るには少々登り返さなくてはなりませんでした。ああ、きつい。

 

最後の30分くらいは雨に降られましたが、なんとか家に帰りつくことが出来ました。距離としては91kmで獲得標高は1,196mだったようです。夏場に落ちた体力のせいでしょうか、結構消耗した割には距離も獲得標高もそれほどではなかったようです。

 

 

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