今年からDAZNやらJSportを契約するようになったのでツール・ド・フランスに代表されるようなロードレースを見るようになったのでが、そうなってくると色々と満足出来ないようにもなってくるのですよ。まぁ、主に「弱虫ペダル」なんですけれどもね。
「弱虫ペダル」はインターハイ用の特別ルールと言うものがあるがために、本格的なロードレースとはちょっと違った感じになっているのです。ロードレースをあんまり知らない読者(かつての私とかね)にとっては最後にゴールした人が勝ちと言うルールは非常にわかりやすいもので、のめり込み、熱くなるのには非常に良いルールだと思うのです。が、だんだんとロードレースと言うものがわかってくると、チームとしての戦略やら狙いやらが面白いなぁと思うようになるのだと思います。
と言うわけで、最近はまたまだ読んでいない自転車漫画を物色し直すこととしたわけであります。前回は「スマイリング!」を読んで、やっぱリアルっぽい方がおもしれーな!と思うようになったので、今回は「ツール!」と言うロードレース漫画を読んでみることにしました。
この漫画はあの栗村修さんが監修しているのですが、その栗村さん本人が高校を中退してヨーロッパに修行に行っていたような人なんですよね。で、この漫画の方も主人公のヒイロが何やかんやあってフランスのナントと言うジュニアチームに入り、ツール・ド・フランスを目指して頑張る!ってなお話なのであります。栗村さん本人の色々な経験が反映された物語なんじゃないかなぁと思うんですよね。
ロードレースがチーム戦であるからの面白さや、個人の脚質によっての得意不得意、集団走行の経験やダウンヒル経験などなど、色々な面白さがミックスされていて、良い出来だなぁと思うのです。そして、ロードレースにある黒い部分なども含まれていたりして考えさせるんですよね。
そして、玄人好みなだけではなくて、単純に熱いレース展開などもあるのでなかなかに良い作品だと思いました。惜しむらくは8巻で終わってしまう事なんだけれども、続編とかやってくんないすかね?今なら弱虫ペダル人気にあやかって人気が出てもよさそうな気がするんですが、どうなんでしょう。
世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学
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