二段階紆余曲折

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クロスバイクでツール・ド・九州してきました 第1ステージ

犬鳴ダムにてフジ パレットの写真

8月11日の海の日から15日にかけての夏休みを利用してツール・ド・九州をしてきました。目的の半分はすでにブログで紹介した通りサッカー観戦ですが、その2試合の間をクロスバイクで移動しようと言うものです。

なお、いくつかのトラブルに見舞われており、ちょっと残念な仕上がりとなっております。

 

第1ステージのコース紹介

ツール・ド・九州 第1ステージのコース紹介図

そんなわけで、ツール・ド・九州の第1ステージのコース紹介です。飛行機輪行で降り立った福岡空港から北九州市は小倉駅を目指します。途中、犬鳴峠と畑貯水池の2つの小さめの峠がある距離約77kmのコースです。

 

羽田空港から福岡空港へ

羽田空港第2ターミナル 出発前の写真

福岡県 志賀島上空の写真1

福岡県 志賀島上空の写真2

飛行機輪行で7時半に羽田空港を予定通り定刻に離陸します。福岡空港到着目前で去年途中で諦めた志賀島あたりの道が見えてきて、また来たんだなと言う気分にさせられます。そして、福岡には定刻に到着しましたが、手荷物を受け取ったり自転車組立てたりしているうちに時間が過ぎていったため、空港での食事を諦めてコンビニでおにぎりで済ませます。

 

福岡空港〜長谷ダム

空港を出てまず向かうのは、サイクルベースあさひ志免店です。飛行機輪行では空気圧を高くし過ぎると破裂する恐れがあるとのことで、ギリギリ走れる程度の3気圧にして出発していました。なので、空気を入れてもらうために入店。空気入れは無料でやってくれるようです。さすが、サイクルベースあさひ。

 

駕与丁公園にてフジ パレットの写真

サイクルベースあさひを出ると、県道24号 福岡東環状線を通るので途中にある駕与丁公園の池の前で記念撮影をパシャリ。

 

福岡市東区香椎 香椎宮の写真

そのまま県道24号沿いに北上していくと、香椎宮というところがあるので、観光スポットとして見ていきます。そして、早速ここでトラブル発生、カメラを取り出そうとリュックを降ろすタイミングでリュック横のポケットに入れていたスマホが勢い良く滑りだし境内の階段の角にガッシャーン。画面こそ表示されるものの、タッチパネルの上半分と、左側少しが反応しなくなりました。また、衝撃で少し動作が不安定。再起動しようにも画面がタッチできないので出来ない。何という・・・。そんなわけで、Stravaのデータは紛失してしまったのでが、何よりも痛いのはGoogle Mapをまともに操作出来ないところ。予習していたとは言え、土地勘のないところをGPSと地図が連動して見れないのは非常に痛いのであります。

 

福岡市 長谷ダムの風景写真

ただ、止まって携帯を弄ってばかりでは前に進みません。小倉まで行かなくては寝る場所も確保出来ないので、水曜どうでしょうよろしく「飯より宿だ!」の名言を心に、意を決してさきを進みます。香椎宮から香椎高校の横を通ると近くにある長谷ダムとダム湖があるので、ウォーミングアップに登ってみます。平均勾配7%で約700m程度なので、練習には持って来いのコースなのではないでしょうかね。ドピーカンの天気もあいまって景色はすごく良いです。

 

犬鳴峠〜畑貯水池手前

犬鳴ダムにてフジ パレットの写真

長谷ダムを下ると、迷いつつも県道21号 福岡直方線に出るのでこれを東に向かって進みましょう。「山の神」と言う神々し名前の信号の手間のファミマで暑くて死にそうになりながら水分を補給します。ここで買った冷凍のミネラル麦茶に助けられました。ボトルの飲み物はすぐにぬるま湯状態になるのですが、これさえあれば冷たいドリンクが長く飲めるんですよね。そして、このコンビニを出るといよいよ犬鳴峠に入っていきます。

 

犬鳴トンネルの写真

犬鳴峠は単体ではたいしたことはありません。ゆるやかに登っていく感じです。が、この直射日光と気温が強敵でした。体力をガッツリガッツリ蝕んでいきます。この頃から少し感じていたのですが、九州って日陰が少ないんじゃないか?ってことです。やられつつも新犬鳴トンネルが峠のゴールです。このトンネルは大きい車も多く通るので注意が必要です。歩道もあるのですが、狭いのと、途中泥濘んでるのでスリップしないように慎重に通過しましょう。

 

犬鳴ダムから見える橋の写真

犬鳴ダムからは結構立派な橋も見れて、結構目を楽しませてくれます。この橋も自転車で渡るのですが、すでにダウンヒルになっているのでとても気持ちがイイです。ダウンヒルの時ばかりは風を浴びるので晴れてて良かったと思いますね。

 

吉川の記念碑にてフジ パレットの写真

犬鳴ダムからのダウンヒルが終わると、平坦区間に出ますが、何やら記念碑があるので記念撮影してみました。土地改良工事の記念碑か何かです。さて、出発しようかとしたところで、「パンッ」って音がしました。でも、パンクしている気配もあまりなかったので、そのまま進むことにします。

 

福岡県宮若市 かゆだ橋付近の写真

ひだすら21号線をすすむと、「かゆだ橋」の信号で県道98号 中間宮田線に入るため左折して川沿いに北上していきます。川沿いの平坦の敵と言えば向かい風なわけですが、ここでも強烈な風を受けてスピードが上がらなくなりました。さらに、この気温はどうしょーもねーなー。としか言いようがありません。

 

福岡県直方市 中島橋からの遠賀川の写真

植木の交差点で県道27号 直方芦屋線に入ったらすぐに橋を渡って県道280号 植木上上津役線に入りますがこのあたりから後輪の空気圧がおかしいことに気が付きます。そして九州自動車道の陸橋の下で動けなくなり、第2のトラブル、パンク修理を余儀なくされます。やはり記念碑のあったあたりでチューブに穴が空き、スローパンクしていたのでしょうね。タイヤに小さい尖った石のようなものが刺さっていました。

パンク修理したこの陸橋の下は日陰だし風もあって助かりました。が、時間はホテルチェックイン予定の15時に対して、この時点で14時とかなり押していることになります。選択肢としては、このままわりと平坦であろうと予測される国道沿いを行くか、予定通り畑貯水池の方のヒルクライムを行くかになりますが、1時間程度ならホテル到着が遅くなっても大丈夫だろうとそのまま進むことに決定しました。

 

畑貯水池〜小倉駅

北九州市 畑貯水池の写真

国道210号線から県道61号 小倉中間線に入ると登り始め、しばらくすると畑貯水池が出てきます。ただ、この貯水池がまだまだ前段階。ここから先も登りが続きます。

 

北九州市八幡西区畑の写真1

北九州市八幡西区畑の写真2

ようやく日陰が現れて涼しい感じも出てきましたが、写真を見ての通り日陰区間はあまりありません。そして、結構な坂の連続となります。でも、苦しいけどこれを通りすぎなければホテルに着かないのよね。

 

畑隊道トンネルの写真

と、暑さでダメになりそうでヒーヒーしていると、畑隊道トンネルが現れます。峠のてっぺんにはトンネルがあることが多いので、ここで本日の大きな登り区間は終了と言うことになります。あとは下って行きましょう。

 

河内貯水池の写真

河内貯水池の橋の写真

河内貯水池のダムの写真

ダウンヒルをしていると、河内貯水池に出ます。こちらは綺麗な赤い橋があったり、ダムも古風と言うかレトロな作りだったりと見どころも結構ありますが、時間がおしていることもあって簡単に撮影して終えます。因みに、湖畔はサイクリングロードになっているし、レンタサイクルもあります。駐車場もあって、ローディーのカップルが自転車を積み降ろしている場面も見受けられました。

 


自転車の街を走れ!J SPORTSサイクル部 ~北九州をめぐる1泊2日の旅(前編)~

河内貯水池からさらに下って行くと、通称、北九州の大蔵のゾンコランと呼ばれる激坂があります。平均勾配23%となっているようですが、時間が時間なので素通りしました。詳しく知りたい方はJスポサイクリング部の動画を見るとどんなものだかわかるかと思います。ちなみに、個人的に大好きなテレビ番組である、月曜から夜ふかしでもこの激坂が紹介されていました。

 

最後は県道296号 大蔵到津線、県道270号 竪町到津線を走りついで行くと小倉駅に到着しますので、ここがゴールとなります。

ダイワロイネットホテル小倉駅前と言うホテルにチェックインし、ツール・ド・九州の第1ステージが終了となります。こちらのホテルは自転車を置くことは出来なかったので、本来は付近の駐輪場に停めることになりますが、サッカー観戦から帰ってきたら駐輪場が閉まっていたので、お願いしたら輪行袋に入れたうえで室内に持ち込めることになりました。無理言って申し訳なかったです。自転車をどうするかは事前にチェックしておくべきでしたね。

 

感想

暑さと、スマホを壊したことでルートの照合に時間がかかってしまったこと、パンクがあったことで、走行ルート的にはほぼ想定通りでしたが、観光の時間が取れなかったのが残念でした。北九州の大蔵のゾンコランを登ってみることや、小倉城を観る時間が無かったこと。そして、ホテル到着が遅れたことで、その後の観光も消化不良でした。

そして、冷凍のペットボトルはこの日から必須のアイテムとなるのでした。

 

次回、ツール・ド・九州 第1ステージ おまけ編に続く。

 

これでいいのか福岡県北九州市 (日本の特別地域 特別編集43)

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おいしい北九州

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