二段階紆余曲折

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ローラーに乗りながらジロ・デ・イタリア第9ステージをDAZNで見ました

DAZNを契約しているのでジロ・デ・イタリアをちょいちょい見ています。見ているのですがあんまりまとまった時間が取れずに、レポートに書くほどじゃねーなというくらいしか見てません。今年はイスラエルからスタートとして、シチリア島に渡り、イタリア本土に来た感じですね。イスラエルでは観客がローラー回しているシーンを放送中にDAZNさんがクルクルしだしました。ロードレース中継でローラーでクルクルしながらDAZNがクルクルしてるんで、ちょっとシュールですね。

 

さて、第9ステージは最後に2級山岳のカラーシオと1級山岳のグランサッソ・ディタリアが連続しての頂上ゴールと言うことになっています。ローラーに乗りながら観戦を始めた時点では残り70kmを切ったくらいだったでしょうか。逃げグループは14名でバーレーン・メリダやトレックなどが2名を送り込んでいます。

 

逃げグループが60kmを切ったくらいでメイン集団とは8分差くらいありました。平坦であれば1分で10kmくらいが逃げ切りですが、山岳だとどうなるんでしょうかね。メイン集団がカラーシオに入るとアスタナが集団を協力に牽引するようになり、その差がみるみると縮まり始めます。カラーシオをプロコンチの増田(マスナダ)選手が先頭でクリアすると逃げグループは6人ほどに絞られ、この中にバーレーン・メリダがボアーロ選手とヴィスコンティ選手の2名残っているという状況。 

 

逃げグループに2名居るバーレーン・メリダでヴィスコンティ選手が全然引かないのでグループ内が険悪なムードになりますが、見た感じ怪我してるヴィスコンティ選手はほぼ限界で着いていくのがやっとのようにも見えますし、怪我も痛々しいですね。ただ、ブラフだったらイヤんな逃げグループから痺れを切らしたマスナダ選手が飛び出します。ボアーロ選手に追いかけろよとプレッシャーをかける追走グループですが、ボアーロ選手は引くのではなくアタックに出ます。

 

メイン集団はアスタナがアシストを削りながら引いていましたが、ここで総合首位にミッチェルトン・スコットが加わり加速、逃げとの差を詰めだします。協調体制が崩れた逃げグループは徐々に食われていきますが、マスナダ選手だけが1人逃げています。

 

1級山岳のグランサッソ・ディタリアは徐々に勾配が上がる感じで雪の残るところまで登っていきます。残り3キロを切ったところでマスナダ選手もいよいよ限界で蛇行しながら懸命に逃げますが、残念ながらここまで集団につかまります。この集団後方ではスカイのクリス・フルームが遅れだします。アシストを使って集団復帰を試みますが、それもならず。因みに、私もコレより少し前にローラーを降りました。

 

ゴールまで残り数百メートルのところですが、標高が高く雪が残っていることから中継用の電波が乱反射とかしてでしょうか、途切れ途切れになってしまいます。ゴール前でバーレーン・メリダのポッツォヴィーヴォ選手が先頭でアタックをかけたところまでで完全にラジオ状態となり、ゴールの瞬間を見ることは出来ませんでした。

 

結果は総合首位のミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ選手がステージ優勝、同じくミッチェルトン・スコットのエステバン・チャベス選手が3位に入り総合でも2位になりました。バーレーン・メリダのポッツォヴィーヴォ選手は4位で総合5位という結果、クリス・フルーム選手は1分7秒遅れで総合でも2分以上の差をつけられています。

 

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