ファンタジーはファンタジーであり、リアルはリアルである。まぁ、言うてみりゃそうなんですよね、ファンタジーは空想であり、俺つえーであり、うん、そう言うやつですね。
ファンタジーはそれ単体で面白いわけですが、リアルもそれ単体で面白いわけです。それが融合されると面白かったり面白くなかったりするのですが、うん、単体でも面白いものと面白くないもとがあるわな、と思い直すのであります。
さて、今回読んだのは「竜の学校は山の上」と言う漫画でございます。九井諒子さんの作品を全部読んでみよう企画ですね、「ダンジョン飯」が面白かったので「竜のかわいい七つの子」と「ひきだしにテラリウム」を読んだ後の最後の作品になります。
九井諒子さんの「ダンジョン飯」前の作品になるのですが、「ダンジョン飯」前の短編の作品の傾向としてはファンタジーとリアルが融合された物語が多いのが特徴なんじゃないかなと思うわけです。で、それが結構いい具合に融合されているのが多くて非常に面白いです。面白いってのが、興味深いって言う意味が強いと思うのですよ。「第9地区」とか異世界人との差別のお話だったりとかあるわけですが、そう言った人間とは異なった人格を持った生物との関わりだったりとかが考えさせられると言う意味で興味深いのであります。
とまぁ、そんなわけでありまして、九井諒子さんすげーなと思うんですよ。
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (HARTA COMIX)
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/19
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