自転車ロードレースの漫画と言えば「弱虫ペダル」で間違いないのかなと思います。そりゃもう「弱虫ペダル」の人気のおかげでロードバイクに乗り始めた人も結構居るようですし、人気キャラクターが乗るロードバイクのメーカーさんは足を向けて眠れない日々が続くわけですよね。そればかりか、ロードレースのチームまでスポンサードしているって言うのは素晴らしい限りだと思うわけであります。
ただ、まぁ、漫画と言えばフィクションなわけでありまして、どのスポーツ漫画におかれましても、過剰なスキルやテクニックやパワーや根性が登場してしまって、中高生でこのレベルだとプロ選手とかどうなっちゃうのよ?ってな突っ込みをせざるを得ない事になるわけですよね。見てないけどテニプリとかどうなっちゃうのよ?ってね、見てないけど。
そんなわけで、空気を異常に吸い込んで風船の様になったり筋肉がパンパンになったり、ケイデンスを30回転平気で上げられたりする高校生が居る中で、割と現実的な路線に収まっているけれども、熱いバトルがある漫画の方が個人的には好みかなぁと言う気がします。
そう言った意味で、「かもめ☆チャンス」何かは異常なダウンヒル能力があるとは言え、割と現実的だったりするし、今でこそ漢ギアよりも軽いギアでくるくる回すのが主流ではあるものの「シャカリキ」何かは純粋に熱い漫画なんじゃないかと思うわけですね。
で、ようやく今回読んだ「スマイリング! ~晴れやかなロード~」と言うお話になるわけですが、一言言っておくと、熱い!きっと熱い!たぶん熱くなるんじゃないかな!ま、ちょっとは覚悟しておkってな感じですね。私は読んだことありませんが、元は小説が原作となっているようで、その小説の漫画版となっています。
お話の内容としては母子家庭で貧乏な中学生の俊太君なんだけど、父さんに貰ったママチャリを切っ掛けで自転車が大好きになるんだけれども、貧乏過ぎてロードバイクが買えないわけで、ただ、その自転車大好き加減から自転車屋のオヤジに気に入られてレースに出る!ってな感じの漫画なわけです。
オヤジに貰ったママチャリだったりとかは「シャカリキ」を感じさせるし、実はその自転車屋のオヤジが凄い人でツールで活躍が期待されたチームのメカニックだったり、レース中の事故の責任を押し付けられて追い出されたり、その事故を起こした選手が俊太のライバルとなる人のコーチだったりと、どこか「かもめ☆チャンス」とかで聞いたことがありそうな設定だったりとかで、色々と熱くなるんですよね。
まだまだ実際に盛り上がるところまでお話は進んでいないけれども、どうしても期待したくなってしまうわけです。来月には3巻も発売されるようですので、楽しみに待ちたいと思います。
スマイリング!?晴れやかなロード? 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
- 作者: 白鳥貴久,土橋章宏
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/04/20
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スマイリング!?晴れやかなロード? 2 (ヤングチャンピオン・コミックス)
- 作者: 白鳥貴久,土橋章宏
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/06/20
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