二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

JSportsでパリ~ニース 2019 第4ステージを見ました

スプリンター向けの平坦ステージで第3ステージまでが終わり、いよいよ山岳ステージへと入っていきますが、横風分断などにより総合を争うはずであった選手達にも大きなタイム差が生まれての山岳入りです。

 

逃げは13名ですが、逃げ職人のデ・デ・コンビことロットのデヘントとCCCのデマルキなどが入っていて、逃げ切りの予感を感じさせます。集団の方はスカイのコントロールで進んでいきました。

 

徐々に逃げの人数が絞られていくなか、集団の方もパンチャーや登れるスプリンターで勝負したいチームなどの思惑もあってペースアップし人数を減らしていきます。

 

逃げで残ったのはデ・デ・コンビとアスタナのコルトニールセン、トレックのチッコーネの四名、残り約10㎞でタイム差は1分弱と射程圏には入れますが、それでもこの逃げグループは逃げ巧者だけあってつかまらない。総合争いにも関係ない逃げなので総合を狙うチームも懸命に追わずに逃げ切りが確定する。

 

逃げの中で最もスプリント力がありそうなのはコルトニールセン、その為、他の3人はどうにかしてコルトニールセンを前にだしてその後ろからスプリントを頑張りたいと言う感じになっていきます。コルトニールセンもそれを把握した上で、先頭に出された瞬間を狙ってアタックをかけます。

 

コルトニールセン側がスプリント勝負にしたいだろうと考えていた他3人はすぐには反応できず、タイム差が広がります。デヘントが追うも間に合わずにそのままコルトニールセンが先着し、勝利を収めました。なかなかの作戦勝ちですし、こう言うのを見たいんすよ!真っ向勝負っすよ!と、一人思うのでありました。 

 

J SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンド

 
レーサー/光と影(吹替版)
 

 

関連記事