沼へ引きずり込め「サバゲっぱなし」3巻を読みました

趣味の世界と言うのは奥が深いものがあるわけですね。その趣味の世界を外側からちょっと見ているくらいですと気が付かないのですが、どっぷりハマってしまうとそれがどんどんと奥深くなってしまうのですよ。まるで底なし沼のようにズブズブとハマるので、人はそれを沼と呼ぶようになったわけですね。

私は自転車沼の住人なので、友達や知り合いなんかと話していると、たまにこいつを沼に引きずり込みたい欲求がたまに出てくるので、それとなく話題にしてみるのですが、週末に100kmのライドに出かけたとか、○○山とか××峠を登ってきたとか言うと頭おかしいとか、可愛そうなやつだとか言う目で見られてしまうこともしばしばあり、なかなか共感を得てもらえません。

はてさて、そんなわけで今回読んだのは「サバゲっぱなし」の3巻になります。コミック版は5月18日くらいに発売されていたようですが、Kindle版が出たのは6月1日のことになります。もう、同時に出してほしいなぁと思うわけです。

2巻までではサバゲー初心者のニコさんがサバゲーにハマってしまって、とにかく楽しむぜー！ってところだったのですが、そんなニコさんも友達に布教するようなレベルにまで来るようになったのです。と言うか、その財力によって友達を巻き込もう！ってな感じのストーリーでした。

沼への引きずり方の参考になるかな？とおも思ったのですが、ニコさんは大企業の社長令嬢と言う特殊性からして、サバゲーグッズをプレゼントしてしまう感じの流れなので、私のような庶民には到底真似できない芸当なわけです。だって、自転車の世界で言ったらピナレロのドグマと、エスタマと、オルトレを電動Duraとかスーパーレコードとかのコンポでパワーメーターとかつけて、カーボンディープリムホイールを履かせてプレゼントするようなもんなのですよ、そんなん出来ひんやん普通。

ま、何にせよ、趣味を自分一人で楽しむのもいいですが、初心者や未経験者を趣味の世界に引き込むってことは楽しいものだと思うわけです。何よりも、もし引きずりこめた暁には、一緒に楽しめると言うのが良いですよね。

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