二段階紆余曲折

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急いては事を仕損じる「健康で文化的な最低限度の生活」7巻を読みました

人間の本性が一番出るのがピンチの時だと言うことはよく言われますがね、まぁ、人間ピンチの時には焦って判断を誤ってしまうことは多々ある事だと思います。仕事やらで切羽詰ったときとかも手順をすっ飛ばすとかえってミスして遅れが広がるだなんて事はよくあることなのですよね。

 

そんなわけであるからして、いつだって心に余裕を持たしておくのは非常に大事な事であるわけです。まぁ、心だけではなくて、時間やお金に余裕を持たせておくと言うのは大事な事なんですよね。一方で、そんな余裕がない状態になることもあるわけであります。

 

さて、今回はテレビドラマにもなっていて現在放送中の「健康で文化的な最低限度の生活」と言う市役所の生活保護を担当するケースワーカーさんの漫画の7巻が発売されておりましたので、Kindleでポチって読んでみたわけであります。心と時間とお金に余裕をと言いましても、貧乏暇なしと言うようにお金が無ければ時間がなくなり、時間がなくなれば心に余裕がなくなるわけですよね。生活保護を受けるような人は得てしてその最終段階の心に余裕がない状態になっている事が多いのでしょうね。

 

7巻では新たにシングルマザーの案件が降ってわいたようです。当然マザーなので子供が居るわけでありまして、その子供の生活や成長にも影響するのでケースワーカーとしては早急に生活保護をして欲しいわけでありますが、当人も余裕がないので色々と大変なのよね、ってな感じのお話ですね。

 

もちろん、早急に対応する必要があるわけですが、もともと余裕がない状態で対応を急かされてはさらに誤った判断をしてしまうなんてこともあるのでしょう。ケースワーカーとは色々大変な仕事ではありますが、早急に対応することも大事ですが、疲弊した心に寄り添っていかなくてはならない大変さと言うのもあるのだと、今回改めて思うのでした。

 

まぁ、私はそこまで心が広くはないので、たぶんケースワーカーとか向いてないと思っちゃいますよね。なかなか焦れったくなってキレてしまいそうでも、寄り添ってあげなくてはならない。うーん、非常に難しい仕事ですわ。急がばマレー。

 

 

健康で文化的な最低限度の生活(7) (ビッグコミックス)

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